2023年のGWは3年ぶりに規制のないGWで街やニュースでの映像もお出かけしている様子が見られました。
実際学校の先生のほとんどは部活の引率や監督で忙しい1週間で、実際にお休みしていることはなかったのでは無いでしょうか。
現役中学校教員。サッカー部とコンピュータ部と2つのクラブの主顧問の私ですが、
GWは7日(土)のみで他はお休みでした
なぜ休みにしているのか
クラブ活動はあくまでも課外活動です。そこは私立学校なので業務の範囲ではあるものの、活動日数に関する条件は記載されておりません。
そこで、私は長期休暇中。特に自分自身が休みの時には
部活動はしません
そこは徹底して行っております
ここで気になる方もいるとお思いです。
「そんなことをして生徒や保護者からクレームは来ないのか?」
休みに関するクレームはなし。したければ各自でしなさい
学校の性質による部分は当然あるとは思いますので、全学校で適用できるとは思っておりませんが
休みを増やすことでクレームを受けたことはありません。
実際に長期休暇を休みにすることで休み明けに生徒と話すと
家族旅行に行ったことをよく聞きます
学生時代にはもちろん部活動で思い出を作ることも大切ですが、学校で過ごすこと以上に
学生時代に家族と思い出を作ることも同じように大切だと私は考えます
部活はあくまでプラスアルファ。
そのような意識は先生から発信することで今までの当たり前も覆せるのではないでしょうか。
実際に部活動をしないのは難しい
実際に私のようにGWをはじめとした長期休暇中にクラブを休みにすることは難しいかもしれません。
しかし、できる方法を考えて実践しなければ休みを勝ち取ることはできません。
かつて産業革命期に搾取され続けた労働者たちは団結し、組合を作り、経営者と戦うことで権利を得てきました。
さぁ、戦え!
となれば1番良いですが、現実は難しい。なので考え方を変えてみましょう。
クラブを休みにするのではなく、自分が休むことができれば良い。
そのための方法として以下の2点が考えられます。
①顧問の担当を決める
②顧問の数を増やす
単純なことかもしれませんが、意外とできない人も多いように気がします。
①顧問の担当を決める
部活でよくあるのが、クラブを見る顧問が固定化されるということです。特に若手の教員は先輩がいると、どうしても言いづらいものです。
そこでシフト制を提案してみましょう。何人か顧問がいれば、上長に相談した上でシフト表を作りましょう。
シフト表さえあれば忖度をする必要も無くなるはずです。
②顧問の数を増やす
こちらは自分の力ではどうにもならない部分ではありますが、粘り強く上長に訴えましょう。
言わなくてもわかる。なんて言葉は職場においては幻想です。
言わなければ分からない。そして何度も伝えなければいけない。
何度も言うことで問題解決のタスクの順番が上がります。
いつでも良い仕事から早くしないといけない仕事
に仕事を優先順位を繰り上げてもらうためには繰り返し訴え続けるしかありません。
上長。つまり、教頭や校長は常に業務過多です。
優先順位を繰り上げないと、いつまでも解決しません。
おわりに
クラブ顧問は学校の課外活動であるものの、個人の力ではどうしようもありません。
クラブ顧問拒否をしている教員などもSNSで見かけますが、実際にやろうとすると、とても神経をすり減らしてしまうでしょう。
自分の希望、休みを勝ち取るためにも周りに気を遣いながら上手くする方法を考えていきましょう。
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