中学高校社会科教員 お気に入りの本

考え方

お気に入りの本を紹介しています。(アフィリエイト広告を利用しています)

授業を作る際には事前に教科書だけでなく、より深い知識を入れるために先生は勉強します。
その勉強道具として、このページでは本を紹介していきます。

 

サクッとわかるビジネス地政学


サクッとわかる ビジネス教養 地政学 (サクッとわかる ビジネス教養シリーズ) [ 奥山 真司 ]

サクッとわかるビジネス地政学

地理と政治学が合わさった学問が「地政学」です。
なぜアメリカが世界最強の国家なのか。との疑問を地理的な目線で説明してくれている書物です。
この本を読んで普段の授業で最も活用しているのが

沖縄になぜ米軍基地が多いのか

という点です。教科書には具体的な米軍が沖縄に置くメリットが示されておらず、本土復帰が遅いせいかな?
なんてミスリードしている文もあります。
なぜ沖縄に米軍基地が多いのかはこの本で書いてありますが、地政学的に大きなメリットがあるということです。
この本を読めば、地理も国際政治にも興味を持ってくれることと思います。

理解しやすい日本史B


理解しやすい日本史B (シグマベスト) [ 元木泰雄 ]

この本を使ってInstagramの投稿を作っています。この本に書いてある部分を参考に一枚の画像を作っていますので、日々最も読んでいる本になるかもしれません。

この本の良さは分野ごとに分かれているので、歴史的事象をカテゴリごとに縦軸で覚えることに適しています。

文化史と政治史を分けていることもそうなのですが、経済史なども細かく分かれているので、歴史を勉強する際には流れをとらえることが大切なのですが、流れが分かりやすくなっています。

参考書のように使うことをオススメしますので、大まかに流れを把握した後に読む方がよいです。

パラダイムシフトでおさえる日本史文化史

『パラダイムシフトでおさえる日本文化史』: 文化史の転換点を理解する新たな視点
※この記事ではアフィリエイト広告を利用しています。 こんにちは、皆さん。今日は、日本文化に関心がある方にとって必読の一冊、『パラダイムシフトでおさえる日本文化史』をご紹介いたします。著者、田中結也氏によるこの本は、文化史を理解するための新...

 

こちらは文化史の学習をするのに非常に役立ちます。

日本史はメインが政治史になり、政治史は流れもあるのでつなげて理解しやすいのですが、それに対して文化史は語句だけでなく、写真や絵を合わせて覚える必要があり、教科書では各時代の最後にまとめられることも多いです。

このような学習では文化史は理解しづらいのですが、この本は「節目」で理解することをおすすめしており、時代ではなく、宗教史や美術史、文学史など一括りに「文化」ではなく、さらに細分化しています。

そして最も重要な要素としてタイトルにもある「パラダイムシフト」を抑えているのでより理解しやすいです。

「パラダイムシフト」とは社会や文化の根本的な価値観や視点が劇的に変化することを言います。文化史における歴史の転換点を抑えているので理解もしやすいです。

受験勉強だけでなく、大人の学び直しとしてもオススメしたい一冊です。

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