高校生にバイトは必要なし!

考え方

高校生にバイトは必要?

現在中学生を教えているのですが、生徒からよく聞きます。

「早くバイトとかできるようになって好きなもん自由に買いたいな」

よく聞きます。本当によく聞きます。

だが、現役教員として一言言わせてください。

「高校生の間にバイトなんてするな!」

もちろん、家庭の事情などいろいろあるとは思います。

しかし、家庭の経済的にアルバイトの必要が無いのであれば、絶対にしない方がいいです。

バイトをしてはいけない理由

①大学へ向けての勉強

1番分かりやすい理由かと思います。

大卒と高卒では働いた際の収入が大きく異なります。

学校を卒業してから60歳まで働いたとしての収入差は

男性

大学卒27000万円

高校卒21000万円

女性

大学卒22000万円

高校卒15000万円

参照データ

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2019/documents/useful2019_21_p314-358.pdf

おおよそですが、60007000万円ぐらいの差があることが分かります。

これを見ても、高校生の間にバイトをして小遣いを稼ぐ間に勉強をして、大学を目指す方が金銭的に良いということが分かりますね。

②バイトをすると社会とつながる

①を受けて、それでもバイトがしたい!今お金が欲しいんだ!

そういう意見もあると思います。

実際バイトを始めてみると、学校以外のコミュニティ、親や先生以外の大人に出会うことになります。

バイト先次第ではもちろんありますが、

きっと楽しいことが多いと思います。

これが大きなトラップなのです。

大学生でもよくあるのですが、

バイトでの居心地か良くなると、学業を疎かにしてしまいがちです。

お金が入ると、遊び方も変わります。

遊び方が変わると、成果がすぐに得づらい勉強は疎かになってしまいがちです。

僕自身の友達も大学の時に大学をやめて、バイトしてました。

本末転倒ですね。

③高校生のバイトは必要ない

これは雇う側の目線ですが、私自身が飲食店の正社員の時に高校生のバイトが何人かいました。

しかし、高校生を雇うのは何かと不便だなと、余程でなければ避けたいというのが本音でした。

理由としては、

.高校生は22時以降働けない
.テスト前には休む
.親が結構出てくる

上記3点の理由から、高校生は長く働かせることも難しいですし、の理由のように閉店後の片付けができないというのが、雇う側の難しさもありました。

営業中よりも閉店後の片付けの方が人数はいて欲しいと思っていました。

まとめ

高校生のアルバイトに得は無いと思います。

家庭の経済状況でアルバイトの必要が無ければ、勉強をしましょう。

そして、東大に行けー!!

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