覚悟は幸福だ

考え方
「覚悟は幸福だ」
これはジョジョの奇妙な冒険第六部のボスキャラのエンリコ・プッチの格言です。
30歳になると、どんどん知ってる人が亡くなっていきました。
去年、今年と祖母2人と犬一匹が亡くなりました。
テレビで見ていた有名人もいつの間にかどんどん亡くなっていきます。
人が亡くなる機会が増えるのは自分が歳をとった証拠だとは思うのですが
やはり悲しいのは悲しいです。
だが、もちろん悲しんでばかりいられません。生活があるのですから
その際に感じたことをここに書いていきたいなと思います。
祖母2人に関してはずっと長い間寝たきりで入退院を繰り返していた。
亡くなった時に駆けつけた時にも涙よりもお疲れ様が勝った。
犬は中学生ぐらいに飼い始めていた実家の犬で亡くなる1週間前には元気に散歩に行っていたのに、急激に体調が悪くなり、亡くなった。
何か誤飲したのが原因かなと思うが、理由は正確には分からないままだ。
正直亡くなった瞬間に涙したのは犬の方だ。
今、この時文章を書いていても犬のことは涙が出そうになる。
しかしながら、祖母2人に関しては思い出して涙流すことはない。
この差は何か自分なりに考えてみた。

覚悟は幸福だ

このことを考えた時に思い浮かんだのはジョジョの奇妙な冒険の第6部のボスである

エンリコ・プッチだ

彼は世界を一巡させることにより、世界中の人間が明日何が起こるか分かる状態にし、明日死ぬことも人間は生まれながらに知っている状態にすることを望んだ。

生まれながらに自分の死までの人生を理解する状態になっていることは幸福ではないと思う。
初めて読んだ時に私もそう思った。
しかしながら、祖母と犬の死の際に感じたことはエンリコ・プッチの言葉だった。
覚悟は幸福。
そう、いつ死ぬか分からない状態で亡くなるのと、全く気持ちが準備できていない状態で亡くなるのとでは死に対する受け入れ方が違う
死を悲しまないわけではない。
死に対して哀悼の気持ちはもちろん大切ではあるが、これから居なくなった世界を生きる上で悲しみを引きずって生きていくことはできない。
悲しみを日常に引きずり過ぎないように「覚悟」が必要なんだと思う。
この「覚悟」の大切さに気付いた後には覚悟を得るために行動しようと心がけている。
人はいつ死ぬか分からない。会える時に会える人に会っておこう
覚悟を身につけるためには、後悔があってはならないと思う。
もっとこうしておけば、あの時あーしておけば
覚悟をする上で後悔は邪魔である
後悔がある状態では覚悟はできない。
これに関しては完全なる自己満足である
相手がどう思うか、自分が迷惑をかけるかけないなどは関係なく
自分が納得して、後悔なく選択できているかがポイントである。
覚悟とは後悔しないことでもある。
後悔をしない生き方ができる。これを幸福といえば幸福なのかもしれないなと思います。

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