世間様の中でよく聞く言葉です。
「学校の先生は社会常識がない」と
これは果たして正解なのでしょうか。
僕の経歴はいかの通りです
一度社会人を経験した私からするとですね。
「新卒から同じ会社しかいねー奴は社会語るなよ!」
と特に強く思います。
もちろんいろんな会社を経験したからと言って、偉いとかの話ではないです。
私が言いたいのは
教員というのは新卒一個目の会社に過ぎない
ということです。
もちろん現代日本では終身雇用制度は半ば崩壊の一途を辿るのみですので、比較すれば教員は終身雇用制度が活きている少数派の職業かもしれません。
ただそれを頭ごなしに社会経験が〜というのはおかしいと感じます。
教員だって社会に通ずるスキルはある!
教員だって十分に社会に通ずると考えるものを3つ用意しました。
① 問題解決、調整能力
問題解決の能力は確実に向上します。
年代にもよりますが、10代の悩みは大人から見ればちっぽけなものも本当に多いです。
最近でいえば、「LINEのグループから外された」とかが多いです。
その他に多く感じるのは他人を大切にし過ぎて、自己犠牲になりがちな子も多いのですが、それはまた別ですが書きます。
そのような些細なことでの問題に対しても
当事者に寄り添い、解決に向けて動くことは一般社会でのビジネスでも使えるスキルだと思います。
② 人に教える能力の向上
教える人員と書いて、教員。だからこそ、人に物を教える能力はどの職業よりも高いスキルを持っているはずです。
では、一般の会社でその「教える」能力は役に立つにかどうかですが
どんな仕事でも物を教えることは必須です。
どんなに有能な人でも自分1人で仕事を完結させることはほぼできません。
仕事をしていく中でスキルアップをするには今自分がしている仕事を他人に任せる必要があります。
その際に必要なのが、そう教える力なのです!
③ ストレス耐性
教員というのは理不尽なことに出会う場面が他の職業よりも比較的多いと思います。
その相手は生徒からもしかり、保護者からもそして味方と思いきや同じ教員からも理不尽な目に会うことはあります。
生徒からの理不尽は大抵の教員は乗り越えられます。(これがキツイなら向いてないかもしれないので、早期転職を勧めます)
保護者からの理不尽は顧客対応だと思えば、苦痛かもしれませんが、なんとかなる可能性は大きいです。
最も困難であるのが、教員からの理不尽です。
終身雇用、年功序列型賃金の崩壊といわれておりますが、教員の現場では、まだまだ旧態依然の体制です。
なので、世代間の意識の違いはかなり大きいです。
部活動への取り組みや定時の感覚などが典型的なものでしょうか。
その上下関係に対するストレスは他の仕事よりも大きいので、
他の仕事をしてもストレス耐性がついているといえると思います。
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