勉強はやる気がある時にすべきではないとあえて言います。
実際私が教壇に立っていても思うことなのですが、生徒にもよく聞かれます
「先生、どうしたら勉強のやる気が出ますか?」
この答えはひとつです。
「やる気がある時には勉強しないほうがいいよ」
そもそも勉強に対するやる気って何?
そもそも勉強へのやる気ってなんなんでしょうか。
冒頭の勉強のやる気が出ませんと尋ねてくる時点で勉強は嫌いなんだろうなと思います。
嫌いだけど、しないといけない。だけど、したくない。
そんな葛藤があるからこそ、先生に聞いたんだろうなと思います。
その前向きなところは素晴らしいです。
そこで疑問に感じて欲しいのですが、
やる気って必要ですか?
大人の方は分かるにですが、仕事に100のやる気で挑み続けている人はいません。仕事が出来る人はONとOFFがはっきりしています。
学生にとって勉強は仕事です。毎日毎日しないといけないけど、毎日やる気出してやると、そりゃしんどいですよ
ではどうやって勉強するか。
勉強をこなしていく方法で最も優れているのは
習慣化
です。
習慣化に勝るものはありません。これは学校の勉強だけでなく、大人になってからの生涯学習の点でも大きなことです。
習慣化というのは例えばハミガキです。
歯みがきって朝起きた時と夜寝る前や食事後などにしますよね。
これって忘れると、すごく気持ち悪くないですか?
この「気持ち悪い」という感覚が習慣化です。
勉強に関しても同じで
「勉強しないと気持ち悪い」までなれば習慣化成功です。
どうやって習慣化する?
では、どうやって習慣化するか。シンプルな1つ方法があります。
勉強開始時間を決める
勉強の総時間ではありませんよ!
あくまでスタートの時間を決めてください。
例えば、毎日20時か机に座ると決めたら、必ず実行してください。
これを1週間。まず続けてください。習慣化の第一歩です。
1ヶ月経つと、ほぼ完了です。
なんだ、簡単な方法じゃないじゃないか。と聞こえてきそうですが、
ジョジョの奇妙な冒険第7部のジャイロツェペリもこのように言っています。
一見遠回りに見えるかもしれないが、習慣化は1番の近道です。
是非、実践してみてください。
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