この記事を読んで欲しい人は以下の人たちです。
① 勉強をする意味が分からない人
② 勉強のやる気が起きない人
このように勉強に対するモチベーションが低い人にぜひ見てほしいです。
三者面談での話を聞いていても、親の求める勉強の量と子どもがしている勉強の量は一致することはほとんど無いです。
夏休みや放課後でも中学1年生であっても求める保護者もいるほどです。
(個人的にはもっと遊びが必要だとは思いますが……)
なぜ親の勉強への期待は高いのか
そもそもなぜ親の勉強へのハードルは高いのでしょうか。
① 自分の失敗を繰り返させたくないから
このパターンは親の愛情を感じる部分ではあります。
親自身に勉強への後悔があり、それを子どもにさせたくないと思っているパターンです。
② 勉強する、良い大学に行くことが人生の幸せと信じている
子どもからもよく聞く理由です。勉強することの意味って?聞くと、
「良い大学、良い会社に入るため」
令和になり世の価値は変化し続けていますが、この辺の信仰は根強いです。
親のいう勉強する理由は正しいのか
上記2点の理由は本当に正しいのでしょうか。実際に社会に出始めて感じたことでいえば
正しいところもあるし、正しくないところもある
というのが正直なところです。
そして、その「正しさ」を判断できるのはまた「知識」が大事だと思います。
親のいうことがが正しいかどうかを判断するために勉強は必要な理由かもしれません。
私自身も学生の頃に親に何度も言われてきました。ウチの親は①のパターンで少し後悔しているようでした。親は高卒でしたので、社会に出てから苦労をしたそうです。(時代的にはそこまで珍しいことでもないのですが)
ただ、高卒でも立派に子どもを大学まで出した時点で勉強の苦労という意味では少し間違っているように思います。立派に育てているのであれば、勉強する理由でいえば100%正しいわけではないようい思います。
勉強する理由は「正しいことを判断する力」を身につける
学校の先生という仕事をしていると、よく聞かれる言葉「何のために勉強するのか」
以前に別の仕事をしている時には特に深く考えたことはないのですが、やはり学校の先生になった途端にこの問題に対して向き合わなければならなくなりました。
そこで私の考えた勉強する理由は
正しいことを判断する力を身につけること
だと思います。世の中には「正しい」とされることが1つだけでなく、2つや3つたくさんあります。(コ〇ンくんは噓つきですね)
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その数多くの正しいを見極めるためにも知識は必要だと思っています。一般的な「社会に出てから使うのか?」とかはそこに関係なく、頭を使う作業こそ正しいを見極めるために脳を鍛える最も効果的な作業だと思います。
一人一人に「正しい」があるので、他人の「正しい」を侵害せず、自分の「正しい」を守る。
そのためにも知識が必要だと思っています。
こんな感じでどうでしょうか
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