「仕事に行きたくない」は心の限界サイン。適応障害で電車に乗れなくなった私が、自分を取り戻すためにした3つのこと

考え方

「毎日、会社に行くのが憂鬱で仕方ない」 「夜、明日が来ることを考えると勝手に涙が出てくる」 「同期はみんな頑張っているのに、どうして私だけ……」

今、この記事を読んでいるあなたは、かつての私と同じように、ギリギリのところで踏ん張っているのではないでしょうか。

私はついに、仕事へ向かう電車に乗れなくなりました。診断名は「適応障害」 「みんなができていることが、なぜ私にはできないのか」と自分を責め続け、心も体もボロボロでした。

しかし、現在は自分に合った環境を見つけ、元気に働くことができています。 どん底にいた私が、どうやって「地獄のような日々」から抜け出したのか。20代のあなたに伝えたい、回復への3つのステップをお話しします。


1. 太陽を浴びる。「自分を取り戻す」ための最短ルート

仕事に行けなくなった直後の私は、暗い部屋でカーテンを閉め切り、ただ時間が過ぎるのを待つだけの状態でした。スマホでSNSを見ては、キラキラした同年代と自分を比較して落ち込む毎日。

そんな私がまず始めたのは、スマホを置いて、10分だけ外に出ることでした。

  • ポイント: 目的を持たず、近所を散歩するだけでOK。

  • 効果: 太陽の光を浴びると、心を安定させる「セロトニン(幸せホルモン)」が分泌されます。

「平日の昼間に散歩なんて…」と罪悪感に襲われることもあるかもしれません。でも、その散歩はあなたにとって「立派なリハビリ」です。外の空気を吸うだけで、乱れた自律神経が整い、「会社に行かなきゃ」という焦りが少しずつ和らいでいくのを感じました。


2. 転職活動を「自分を再評価する場所」にする

「今の会社がダメなら、もうどこにも居場所がない」 適応障害になると、自己肯定感は驚くほど低下します。そこで私は、あえて転職活動を始めました。これは「今すぐ辞めるため」だけでなく、「自分の市場価値を客観的に見るため」でもありました。

転職エージェントとの面談で、私は救われました。

  • 「そのスキル、別の業界ならもっと評価されますよ」

  • 「この環境が合わなかっただけで、あなたは決して無能じゃない」

自分では当たり前だと思っていた経験が、外の世界では「価値」として認められたのです。「自分はまだ戦える」と思えたことで、ボロボロだった自信が少しずつ息を吹き返しました。


3. 「石の上にも三年」より「自分の命」を優先する

20代の真面目な人ほど、「せっかく入ったから」「親に心配をかけるから」と自分を追い込んでしまいます。でも、一つだけ覚えておいてください。

「会社にとって、社員は代わりがきく存在」ですが、「あなたの人生にとって、あなたは唯一無二の存在」です。

20代の3年間は長いですが、その後の40年のキャリアを考えれば、今ここで数ヶ月休むのは誤差にすぎません。 会社はあなたの人生の責任までは取ってくれません。辛い場所から逃げることは「甘え」ではなく、自分の人生を守るための「戦略的撤退」なのです。


おわりに:心が「ゆでたまご」になる前に

私のカウンセラーが言った言葉を、あなたに贈ります。

「一度沸騰して固まったゆでたまごは、二度と生卵には戻らない」

心が完全に燃え尽き、壊れてしまうと、元の状態に戻るまでには膨大な時間がかかります。だからこそ、まだ「辛い」と感じられる今のうちに、勇気を持って休んでください。

逃げた先には、あなたが呼吸しやすい場所が必ずあります。 自分を一番に大切にできるのは、世界中であなただけなのです。

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