定期テストが終わるたび、模試が終わるたびに
とほぼ全員が言いますね。
そして、上手くできずにまた次の定期テストでも同じことを言う。
いつまで繰り返しますか?
記憶力がない。は嘘
特に社会科に関して言えば、暗記力がないんです。
とよく、生徒からも相談されます。
暗記力=記憶力だとするならば、人間の能力で記憶はできます。やり方が悪いだけです。
「記憶力」という力は一体何か。
記憶力はその名の通り記憶する力です。
その力が大なり小なりあるかとは思いますが、大きく劣ることは無いかと思います。
しかしながら、得意不得意。覚える覚えないがありますね。
結論を申すると
人間は記憶したいことしか記憶しない
生き物であるということです。
かつて文明を築く以前の狩りをしていた時代
どの動物にはどのような攻撃が有効か、どこに住めば安心して眠ることができるか、何を食べてはいけないか
様々なことを記憶していきました。そして、記憶を「文字」に起こすことで記憶を脳以外に保存し、他者に伝えることができるようにしました。
つまりは人間は記憶量に限界があるのです。それが得意不得意なことではありません。
記憶力が低いのではなく、記憶を取り出す力が低い
前述の通り人間の記憶には限界があり、そこは人によってそこまで差があるわけではないと記載しました。
例えるならば、人間の記憶力はタンスのようなものです。
そして、記憶力に優れた人はタンスから必要な時に必要なものを出すのが上手な人です。
「江戸幕府最初の将軍は……」という問いを見た時に
「徳川家康」という言葉が自分の記憶ダンスの何段目に閉まってあるのかを理解して、素早く答えを引き出す。というイメージです。
【実践】実際にどのようにトレーニングをする?
では、実際にその記憶ダンスをどのようにして引き出すかを実際にトレーニングしてみましょう。
もちろん個人差はありますが、試す価値は十分にあると思います。
この①~④の工程を繰り返し3セットほどしてみましょう。
① 頭の中で好きな曲を流す。そして、1分間タイマーで測る
これのポイントですが、
実際に曲は流してはダメです
あくまでも頭の中で流すことに納めてください。ここで音楽を聴きながらすると意味ないので必ず我慢してください。あくまで自分の頭の中だけです。鼻歌を歌うのはOKです。
②覚えたいページをひたすら開いて見る。見る。見る。
1分間を測ったうえでその1分間の間に覚えたい箇所のページをひたすら見るだけの時間です。
インプットを効率的に行うことが大切です。この1分間は最大のインプットタイムにしましょう。
④ 覚えている単語をとにかく書き出す
最後に1分間で覚えたことを1分間かけてアウトプットをしてください。ここではとにかく数を書き出してください。
最後に
この①~④の1分間インプットと1分間アウトプットを繰り返すことで記憶のオンとオフの切り替えが素早くなることで同じ10分間でも覚えている内容が全く異なります。
また、頭の中で歌を出すことで歌を聴くとそのものの記憶を引き出すトリガーになります。
1日の内で10分間でいいので、この方法を試してみてください。
最高の記憶をすることができると思います。
こちらの記事もぜひみてください。
https://dogshistory12345.com/%e4%b8%ad%e5%ad%a6%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%a4%be%e4%bc%9a%e7%a7%91%e6%95%99%e5%93%a1%e3%80%80%e3%81%8a%e6%b0%97%e3%81%ab%e5%85%a5%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%9c%ac/
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